前垣さらさんは、過去の辛い経験を乗り越え、「ダークアイドル」オーディションでデビューメンバーの一人に選ばれました。
「Dark Idol」は、格闘家・朝倉未来さんが企画した、挫折を経験した女性にセカンドチャンスを与える異色のオーディション番組です。
前垣さらさんは従兄弟の自殺という衝撃的な出来事や、自身のいじめ経験からくる苦しみを抱えつつも、その想いをアイドル活動に込めてきました。
オーディションでは声帯ポリープで声が出なくなるという試練にも直面しましたが、合宿中の仲間たちの支えや自身の努力により成長を遂げ、ファイナルに進出。
そして2024年、6人のデビューメンバーの一人としてステージに立つことが決定しました。
今回は、そんな前垣さらさんの辛い過去について詳しく見ていきましょう。
前垣さらの辛い過去について紹介!
前垣さらさんは、中学生の時に、いとこが自ら命を絶った現場を目撃するという壮絶な経験をしています。
いじめを苦にして命を絶ったいとこの第一発見者となった彼女は、その出来事が心に深い傷を残しました。
いとこが苦しんでいる事に気づけなかったことを悔やみ、同じように苦しんでいる人たちを支えたいという思いからアイドルとして再び輝く道を歩むことを決意したのです。
前垣さらさんは、これまでに2度アイドルグループでデビューを果たしましたが、どちらも思うように人気が出ず、収入は月にわずか2~3万円という厳しい状況が続きました。
家賃も払えず、お湯が止まる中でそれでも食事をして生き抜く日々。
アイドルを諦め、舞台女優として生きることを選んだ彼女。
そんな中、「ダークアイドル」は彼女にとって最後のチャンスでした。
暗い過去を抱えながらも、「ダークアイドル」のオーディションは彼女にとって明るい挑戦となっていたと、番組内で心情を語っていました。
前垣さらが身内(いとこ)の不幸を乗り越えダークアイドルに選ばれる!
前垣さらさんは、その辛い過去を糧にし、「ダークアイドル」のオーディションを勝ち抜きました。
オーディションを通じて、彼女は自分の暗い過去を仲間に初めて話し、心の重荷を少しずつ解放していきました。
特に3st・4stステージには、ポリープによる発声の困難にも見舞われましたが、それでも「自分をさらけ出すこと」で一歩前進し、精神的な成長を遂げました。
1stステージ | 2stステージ | 3stステージ | 4stステージ | ファイナルステージ | |
バトル名 | タイマンバトル | グループバトル | アイドルフェス | 合宿審査 | 個人面談 |
内容 | ランキング上位と下位が対決 | 即席でチームを作り対決 | cuteとcoolの2チームに分かれて対決+個人別の人気票 | 韓国トレーナーによる審査 (歌唱力+ダンスの総合得点) | 自己アピール+質疑応答 |
結果 | 〇 | 2位 | グループ:× 個人:〇 | 3位 | 1位 |
約4か月間のオーディションで、前垣さらさんが立ち向かった、それぞれのバトルを見ていきましょう。
前垣さらのダークアイドルオーディションの道のり ①1stステージ
1stステージでは、ランキング上位と下位が対決するバトル形式のパフォーマンスが行われました。
前垣さらさんはこのステージで3位で登場。
彼女のダンススキルと表現力の豊かさは、審査員や視聴者に強い印象を残しました。
競争の激しいオーディションでしたが、過去のアイドル活動で培った経験が非常に有利に働き、前垣さんの存在感が際立つ結果となりました。
前垣さらのダークアイドルオーディションの道のり ②2stステージ
2ndステージでは、即席でチームを編成し、わずか2時間でパフォーマンスを仕上げるという過酷な対決が行われました。
2ndステージでは、即席でチームを編成し、わずか2時間でパフォーマンスを仕上げるという過酷な対決が行われました。
ダンス未経験者も含まれるチーム戦で、多くのチームが苦戦する中、前垣さらさんはその抜群のダンスとボーカルスキルでチームの柱として活躍。
限られた時間でも、これまでのアイドル活動で培った経験を活かし、ステージを見事にまとめあげています。
前垣さらのダークアイドルオーディションの道のり ③3stステージ
3rdステージは、cuteとcoolの2チームに分かれて対決し、勝敗に関わらず個人で下位のメンバーが脱落するという厳しいルールでした。
候補生たちがチームで協力しながら厳しい課題に挑戦しましたが
ここでは、前垣さらさんの喉にポリープができてしまい、ついにアイドルフェス前日には、声が出せなくなってしまいました。
しかし、仲間のサポートを受けてダンスに集中し、フェス当日には驚異的な回復で声を出せるまでに。
COOL TEAMは敗北しましたが、彼女の個人票が多く4thステージに進出しました。
前垣さらのダークアイドルオーディションの道のり ④4stステージ
4thステージでは、韓国の有名トレーナーによる合宿審査が行われ、前垣さらさんはメインダンサーに指名されましたが、苦戦を強いられました。
メインダンサーはタレント性を重視するため、よりパワーと表情の豊かさを表現していた大鷹りささんと交代となってしまったのです。
しかし、前垣さらさんが自身のことを「努力型」と言う通り、人一倍の練習を重ね、彼女は最終的に個人ランキングで第3位を獲得し、見事に次のステージへと進みました。
ポリープの影響があったにもかかわらず、歌唱力への評価は非常に高いものでした。
この合宿審査を経て、彼女は自身の限界を打ち破り、少しずつ自信を取り戻していったのです。
前垣さらのダークアイドルオーディションの道のり ⑤ファイナルステージ
ファイナルステージでは個人面談による最終審査が行われ、歌やダンス以外のアイドルとしての適性やグループとの調和が評価されました。
前垣さらさんは、自身が「努力型」で、これからも努力を続ける姿勢をアピール。
審査員からは安定感のある評価を受け、特に朝倉未来さんからは個人的に1位と評価されました。
他の審査員からもアイドル性、スター性ともに1位と言われております。
ファイナルステージでは、明確な順位は発表されませんでしたが、その評価内容から、前垣さらさんがトップだった可能性が高いのではないでしょうか。
前垣さらのwikiプロフィール経歴まとめ
ここまで、前垣さらさんの過去や活躍を振り返ってきました。
最後に、前垣さらさんのプロフィール経歴をwiki風にまとめました。
いかがでしたでしょうか。
前垣さらさんは過去に「セイクリッドメイデン」や「QpQueen」などのグループで活動しましたが、うまくいかず、生活することも困難になる状況もありました。
しかし、いとこが自ら命を絶った時の第一発見者となった衝撃の出来事や
自身もハーフであったことから経験したいじめという辛い過去を乗り越え、「ダークアイドル」のデビューメンバーに選ばれました。
その痛みと向き合い、同じように苦しむ人々に希望を届けたいという強い想いを持ち続けています。
前垣さらさんが目標とする、「同じように苦しんでいる人たちを支えられるアイドル」への道のりは簡単ではありませんが
2025年にはデビューライブが予定されており、今後どのように注目を集めていくのか楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント